ICPC 2023 横浜大会 スタッフ参加記

今年もOBOG会スタッフとして参加してました。

-X日目

ISUCONに参加登録してから、今年のISUCONとICPCが被っていることに気がつく。申し込んだのが自分な上、チームで参加登録したので、自分が参加しないわけにはいかないだろうということで、ICPC一日目は受付まで手伝うことにする。

-Y日目

去年遅刻しそうになったチームの話が、運営のチャットで話題になってた。遅刻すると失格の可能性があるというのはあまり知られていなそうだなと思った。そこで、ICPCのルールやよくつかわれる英文を、ICPC英語と題してできるだけ毎日ポストしていた。選手に見てほしかったが、自分のフォロワーに現役選手がほぼいなさそうなので、そっちの役に立ったかはよくわからない。むしろスタッフから役に立ったというコメントをもらった。

これをやるために、現役のときより真剣にルールを読んだと思う。

0日目

集合時間の30分前ぐらいに着くように行こうと思って、7時すぎに家を出発した。ただ、風が結構強くてアクアラインが止まるか不安だったので、東京湾迂回ルートを選択し、遅刻が確定する。選手に遅刻をするなと言っておいてこのザマである。

11時過ぎに会場につく。荷物を置いて電源の配線を決めて養生をする手伝いをした。

お昼は中華街で麺を食べた。

戻ってから、電源とネットワークの配線と養生の続きをする。

たぶん、5時頃に配線が終わり、スタッフでリハーサルでやるコンテストと同じものをやった。ここでの任務は

  • 解答コードを提出する。正解・不正解・悪意のあるプログラムの提出が求められる
  • Clarを投げる
  • 外部のネットワークに接続するよう試みる

という感じ。悪意のあるプログラムを提出したり、外部のネットワークに接続を試みたりするのを選手がやると、失格になるかもしれないので、真似をしないように。

インタラクティブを通したかったが、Kotlinの環境構築がうまくいかなくてできなかった。

ネットワークの監督者に「脱獄ができないようじゃだめじゃないか」と煽られたので、来年はそういう攻撃方法を勉強してから臨みたい。

コンテストの練習が終わったら解散。ホテルに行ってから、ご飯を食べに行く。ジョナサンでミックスグリルを食べた。

前日に10km走っていたので、ちょっと足の裏が痛かった

就寝は11時ぐらい。

 1日目

起きてから山下公園まで走りに行って、ガンダムを遠くから見た。

シャワーを浴び、朝食を食べてから会場に行く。

昨年に引き続き受付係を拝命する。受付の流れを確認してからアリーナの整備の手伝いをする。

このあたりから、ISUCONのチームメイトのDiscordボイスチャットに繋いで、なんとなくISUCONの状況を把握しておく。

アリーナの整備では、システムの使い方のマニュアルを配った。

受付開始時間になったら、選手を呼び込み始める。OB OG会のスタッフの主な仕事は、チームメンバーが全員揃っているか、学生証を持っているかを確認すること。また、会場から出ていく選手が、ちゃんと名札とTシャツを身に着けているかを確認すること。

今年は学生証を忘れた人が、若干名いただけで、全チームが時間以内に入場できた。

受付が終わったので、ホテルに戻ってISUCONに参加した。

ISUCONが終わってから、会場に戻ってちょっとだけ手伝いをする。その日の準備が終わってから、OBOG会のスタッフで中華料理を食べに行った。

この日はなぜかうまく眠れなくて、3時間ぐらいしか眠れなかった。

 3日目

会場に行く。

受付の準備をする。2日目は選手が名札とTシャツと学生証を持っていることを確認する必要がある。

名札を忘れた人が若干名と、昨日に引き続き学生証がない人がいた以外は大きな問題がなかった。

今年は受付終了5分前程度までに全チームが入場できた。毎年こうであってほしい。

コンテストが始まってからは、会場内を巡回したり、印刷物を配布したりした。また、今年はトイレに行く選手に、行くトイレのジェンダーを確認し、同行するスタッフの性別を選んでいた。先生はこの決断をしたことをかなり悩んでいる様子だったし、選手には「みたらわかるのにいちいち聞いてほしくない」(その気持ちはわかる)と思っていそうな人がそれなりにいた。でも、自分は必要な配慮だったと思っている。見た目で性別を判断するのは危険なので。

あと、会場内を走っている選手には、歩くように指導をしていた。急ぐ気持ちは痛いほどわかるが、会場の環境を破壊してしまうと誰にとっても不幸な結果になるので、心を鬼にしていた。

コンテスト終了間際には、コーチを会場に入れるタイミングでドアを開ける係をやった。ちょっとSecの方でオペレーションに齟齬があったらしく、ちょっと混乱した。

このあとのタイミングで、出身学校の選手にちょっとだけ声をかけた。

閉会式の解説は聞かないようにしていた。

スタッフに差し入れのドーナツが配られた。毎年余るから遠慮せずに食べろと言われたし、今年のスタッフは後片付けで懇親会に出られないという噂を聞いていたので、本当に遠慮せずに食べた。

閉会式が終わってからは、チームの名前を吊るしてるやつを回収したり、ケーブルの養生を剥がしたり、ケーブルを回収したりした。

ケーブルを回収しきったところで懇親会にに出られるようになった。知り合いに適当に声をかけたりしたが、長く話せるほど社交的でないので、懇親会会場をぐるぐる歩いていた。

机や椅子の片付けを業者がやってくれている。あれ結構大変だからスタッフの仕事じゃなくて助かる。

懇親会が終わったら、選手をゆるっと追い出して、ケーブルの箱詰めをして、みんなで記念写真を撮って、挨拶をして終わり。